声出し解禁！　Aqours EXTRA Valentine in 武蔵野の森総合スポーツプラザメインアリーナ

声出し解禁！　期待と不安

　今回は、Aqours EXTRA LoveLive! 2023 〜武蔵野の森総合スポーツプラザメインアリーナ公演（ライブタイトルも会場名も長い）に行ってきた話です。

　今回のEXTRA Liveも会場が１万人クラスの会場で当選倍率も高かったようで、SNSでは早くから嘆きの声が上がっていました。当日は、機材開放席と見切れ席、立ち見席の発売もあり、チケット関連で割と大きく話題でした。

　筆者は運良く2日目を最速先行で獲得できたので、2日目を全力で楽しむべく、素人のセトリ予想やTwitterで1日目のセトリを観測することなく、当日に臨みました。

　さらに運が良かったのは、政府の規制緩和により、一定の条件下で「声出し」が解禁になったこと。筆者としては、Aqoursライブで声出しのライブを経験したことがなく、まさに初体験となるライブ形式でした。解禁初日は1日目でしたが、2日目も会場では大変に盛り上がる素敵なライブであったと思います。

　前書きはほどほどに、当日の様子を見ていきましょー。

京王電鉄、万全の構え

　武蔵野の森何たらかんたらは、京王線の飛田給駅が最寄駅です。飛田給駅は、通常特急列車は停車しませんが、大規模イベント時には特急を臨時停車させてくれるナイスな心意気。

　また、飛田給駅と京王線と井の頭線が交差する明大前駅にAqours関連の広告が掲示されるとのことで、筆者もせっかくなので新宿駅からではなく、渋谷駅から明大前駅乗り換えで向かいました。開場直前に着くような電車に乗りましたが、そこまで混雑していませんでした。明大前からでも普通に着席できました。

　飛田給駅は、2面3線の駅。上りホームで優等列車の接続や追い抜き、始発列車が組める駅ですね。当日は特にありませんでしたが、府中競馬開催時は、ここから臨時列車の送り込みがあるそうです。

　駅のトイレは、改札内と改札外1Fのロータリー前にあります。どちらもそこそこの規模なので、改札内が混雑していれば、外も利用するのはありかなと思います。

会場の熱気がすごい

　筆者としては初の声出しライブなので、コールのコの字も知らないに近いレベルの初心者です。堀江由衣さんやスフィアさんでは、そこそこ場数を積んでいますが、多分どちらも毛色が違う……。未開の地へ足を踏み入れる期待感と不安感が入り混じる気持ちでした。（Twitterでも過去に不安の呟きをしています）

　結果として、その不安は的外れでした。開演前から早くも熱気が感じられて、みなさんウォーミングアップがしっかりしていらっしゃる。そして、開演後も、周りのファンの声に支えられて、筆者もライブ終盤には驚くほど声援を送ることができていました。こればかりは、周りのファンの皆様に感謝です。

　筆者の座席は、スタンド2層目（3F席）。当初はアリーナではなく残念な気持ちでしたが、ライブの演出でゴンドラをすごく使ってくれていたので、下手なアリーナ席よりも見やすく、音の跳ね返りもいい感じの座席でした。まあ、規制退場が最終回だったのは、目を瞑りましょう……。

セトリはバレンタイン重視？

　ベテランのファンの方には「何言うてんねん」という話かもですが、あくまで筆者の所感として。声出し解禁が直前だったこともあり、やはりバレンタイン重視のセトリだったのかなと思いました。最も、いろんな楽曲でコールがある場面があったので、筆者のような初声出しライブ勢には「ちょうど良い」、お久しぶりなファン勢には「リハビリ」にいい編成だったと結果的に感じました。

　9人のソロ曲をそれぞれ聞けたのはすごく新鮮。そして、筆者的にライブ初登場（お久しぶり）な楽曲が多かったので、EXTRAにふさわしい素敵なセトリだったのではないでしょうか。

　そして、特徴的だったのが「BANZAI Digital Trip」を本編とアンコールで異なる編成・演出で見られたこと。本編では、Aqours9人での披露で、期待していたミクさんとの共演はないのかなーと思っていました。アンコール（もちろん初のAqoursコール！）では、ミクさんも降臨し、10人の楽曲としてパフォーマンスしてもらえたのが、とても素敵な演出でした。メンバーも最後のMCで話されていましたし、SNSでも肯定的な声が多かった印象です。

「迷宮入り、っだー‼︎」（ポンコツ刑事2人）

　幕間には、「ホテルオハラ」1社提供（今どき珍しい）のサスペンス番組が放映。事件をすぐに迷宮入りにしてしまうポンコツ刑事に対して、多すぎる名探偵が登場したものの、結局解決されないツッコミどころ満載の番組でしたが、EXTRAライブに相応しい幕間でした。基本的にお手洗いやクールダウンのために使うことが多い幕間ですが、今回のものは逆に会場の熱気を冷まさない幕間だったのではないでしょうか。盛り上がりを逃さないように、視聴者を釘付けにさせる番組だったと思います。結局犯人はわからないけど。

　そして、アンコール後の「お知らせ」では、「幻日のヨハネ」放映情報が初公開。7月からTOKYO MXやBS 11などで放映されます。筆者として初めてリアルタイムで追えるAqours。COVID-19下でAqoursになかなか追いつくことができませんでしたが、これでやっとAqoursと並んで駆け抜けられる、そんな気がしております。

ホワイトデーライブがますます楽しみに

　さて、そんなEXTRAライブですが、後半戦となるホワイトデーライブが幕張メッセイベントホールで開催されます。筆者はこれまた運よく最速先行で2日目のチケットを当てられました。ホワイトデーでは、こちらからAqoursメンバーにもっと大きな応援・声援を届ける番だと思っています。来場する皆様も、何卒対戦よろしくお願いします！

　そして、いい席に当たってますように‼︎